たつのおとしごのしっぽ

技術に楽しくしがみつく えんじにあ の備忘録

Developers Boost 2020 に参加した感想

はじめに

デブサミは参加したことがあったのですが、今回始めてデブストに参加しました。
面白かった内容がいくつかあったので感想を記載したいと思います。

セッション

【Developers Boost 2020】凡人エンジニアの生存戦略 - Speaker Deck

共感の嵐でした。今もエンジニアとして生きていけるか不安に思うことがあり、その糸口が見つかった気がします。

平凡なエンジニアが生き残るためには自分の知名度をあげることが重要として語っていてました。
それは、自分を知ってもらうことで価値が上がり、例え優秀じゃなくても雇ってもらえる、ポートフォリオになり自分を売り込めることができるといったことから精神が安定するのではないか?ということです。
また、習慣にしたいことを継続するために目標をできるだけ小さくして、記録してグラフ化したそうです。

さらに、パーキンソンの法則の第一法則「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」から人は時間をあるだけ費やしてしまうため仕事を区切ることが非常に重要だと感じました。
例えば、この記事もかけようと思ったら時間いくらでもかけてしまいますよね…。でも綺麗な記事が書けるより紹介された記事を読んだり、実践してみたりした方がよっぽど有意義ですね。

また、話の中でいろいろなセミナーなどの話も引用されていたので、それも一通り読みました。

【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法のまとめ 2019/3/30 - Qiita

【まつもとゆきひろ】20代のためのプログラマー勉強方法を聞いてきた。 - Qiita
成功するには知名度を上げる、ニッチなところを攻めて横展開するというのがとても納得しました。なんせWeb開発はもう猛者だらけで知名度上げられそうにない…。

【若手向け】成長を加速させる「一人のふりかえり」を学ぼう - connpass

繰り返し振り返ると知識が引き出しやすくなる。
振り返りとして自己防衛本能に逆らうために良いところを書くように毎日書くようにしようと思いました。
毎日同じ場所同じ時間にやることでルーチン化すると良いとあったため髪を乾かしている間にスマホGoogleスプレッドシートに振り返りを記載するようにしようと思います。

また自分にしっくりくる振り返り方法が探したいと思っているのでチートシートを見て色々試してみたいと思いました。
ふりかえりを拡張する「ふりかえりチートシート」 - Qiita

エンジニアとしてこの先生きのこるために - Speaker Deck

エンジニアとしてこの先生きのこるために t_wada さんの講演を聞いてきた。 BIT VALLEY -INSIDE- Vol.10 #bvinside - noratoraのエンジニアログ
技術の学び方を学んだ方が良いとのことで、手を動かして学ぶや毎年少なくとも1つの言語を習得する、身の回りをプラグラミング対象としてwebサービスを作るなどを挙げています。

ここでもアウトプットは大事とありますね。エンジニア成長の話で聞かないことないくらいアウトプットは当たり前なのでしょうね。

技術選定の審美眼。時代を超えて生き続ける技術と、破壊的な変化をもたらす技術を見極める(前編)。デブサミ2018 - Publickey

Worse Is Better - 過去を知り、未来に備える。技術選定の審美眼 2019 edition / Worse Is Better - Understanding the Spiral of Technologies 2019 edition - Speaker Deck

技術の変化は螺旋になっていて、流行はバージョンアップしながら行き来する、これTwitterで話しているの見たと思いました。
生き残る技術は制約が大きいこと、抽象的であることと話しています。

スルーしたくない学びたい技術はGame Changerな(流れを一変させた)技術としています。

Game Changerな技術をスルーするかしないか。例えば、具体的なGame Changerの技術、RailsやReactなどをスルーするのはかまわないと思いますが、それらがなにをもたらしたか、変わった後の世界は知る必要がある。
例えば、開発に関わる労力やコストを圧倒的に短くするもの、あるいは構造を大きく変えてしまうものや、そのものを不要にするもの。
そういったインパクトのあるGame Changerは世界を変えていくもので、スルーしがたい。そういったことを見極める必要がある。
逆に言えば、そこまででないものは、「お好みで」。

#RSGT2020 テックリードは未来の話をしよう / Tech Lead in Scrum - Speaker Deck

TLは最初は開発チームの先頭に立ち引っ張っていってるけど最終的には支える側になる。
TLはありたい組織になった時に他部署のやりとりなど前面に出る、ディスカバリー、リファインメントなどを行う技術者として必要です。

また、学びとして 「心を否定しない」そう考える元になった部分を取り除くことや誰かのせいにしたくなったときは期待で動いているため現実を受け入れて次をどう良くするか考えるというのは大事な考えだと思いました。

不確定要素の強い時代の生存戦略 ー U30が好きなコトで突き抜けるためには?[Session17] - Speaker Deck

生存戦略の流れで以下の話をしていました。

  • 自分のありたい姿を言語化する。なければとにかくやってみて楽しかったこと好きなことを選ぶ
  • 自分のスキルを棚卸しする
  • 生存戦略を考える。自分が提供できる価値は何か?明確にする。攻めたアウトプットをする。自分の強みを掛け算する

自分もローモデル探していたのですが社外の人でも良いしローモデルは時代によって変わるもの!という話が心に響きました。
技術発表は間違っていても今ベストなら良い、あとで訂正すればいいという話も覚えておいてどんどん発信していきたいです。
人に依頼するときは相手のメリットを明確にするのも重要ですよね、上司などに提案するときは意識したいです。

他に興味深かったセッション

コミュニティ活動で差別化をめざすエンジニアの一手/Distinguish by community for engineers career - Speaker Deck

これは、便利そうなので今度使ってみたいです。

技術が好きで好きで好きでたまらないエンジニアが「取締役」になって思う、マネジメントキャリアパス 技術が好きで好きで好きでたまらないエンジニアが「取締役」になって思う、マネジメントキャリアパス

話で出てきていた書籍やWebサイトなどもマネジメント学ぶ時に見てみようと思いました。

Google re:Work - ガイド: 優れたマネージャーの要件を特定する

Twitterで実況をしていたらフォロワーにセルフマネジメントが大事と言われてWebサイトを紹介してもらいました。
セルフマネジメントのレベルと欠かせないスキル 〜 自己組織化されたチームを作るためには | Social Change!

タスクばらし、30-60分に分解して進捗をチェックするのは意識的に取り組めていなかったので今実践中です。
タスクをする前に30分ごとにこれくらいまでやるなど書きます。それ専用のWebサイトとかあっても良いかもと思いました(作りたい)。
でもいまだに結構ずれます。自分は詰め込む癖があるので、考えた時間の1.5倍で組むように試してみようと思っています。
タスクの優先順位は間違っていないか、どの仕事にどれだけリソースを割くのか、そもそもなぜこれをやるのかなど考えることも忘れないようにしたいです。
やっていけばそのうちできるようになると言われたことがあったので、常に意識していきたいです。

まとめ

自分のキャリアプランに迷っているときはデブストの発表を聞いて考えるのが良いなと思いました。
過去のデブストの話ではちょまどさんの話も好きです。
好きで打ち込めることを探すこと――ちょまど氏のキャリアを形成した「オタ駆動開発」とは【Developers Boost 2019】 (1/3):CodeZine(コードジン)
自分に合うローモデルを見つける機会がデブストなのかもしれません。

「Developers Boost 2020~U30エンジニアの登竜門~」講演関連資料まとめ:CodeZine(コードジン)

自分のことを考えてみた

【まつもとゆきひろ】20代のためのプログラマー勉強方法を聞いてきた。 - Qiita

好きなものを見つけるためには、インベントリ(棚卸し)、つまり自己分析をするべき。
得意、趣味、興味、思考、背景といった自分の特性について理解を深めることが大切。

少し考えてみました。
得意: UI作成?デザインの違いなど細かいところに気づくでも抜けている
趣味: 漫画読むこと、アニメ見ること、考え苦しみながらアプリ作ること
興味: 仕事ではWPF、Reactだけど仕事以外だとVUI、Unity、Web
思考: 新しいことを学ぶのが好き、時々頭使いながらプログラミングしたくなる
背景: フロントエンド中心のキャリア
より、生存戦略もあとでゆっくり考えていきたいです。

【Developers Boost 2020】凡人エンジニアの生存戦略 - Speaker Deck より
私も習慣の目標として以下を実施します!

  • 運動 1分
  • 読書 1分
  • 開発 1commit/1page(今書籍に沿って開発をしているため)